Password英語テスト完全ガイド:試験形式・採点・対策プラン

Passwordは英国の数百の大学に認められている一方、無料の練習教材はほとんどありません。試験形式、4つのセクション、CEFR対応表、実践できる8週間の対策プランを分かりやすく解説します。

Password

1. Password英語テストとは?

Password英語テストは英国のPassword社が運営し、数百の英国の大学、パスウェイ/ファウンデーションプログラム、語学学校で利用されています。市場での位置づけを決めているのは、次の2つの事実です。

  1. コンピューター受験で、自宅からの受験も可能、結果が早い——標準で3〜5営業日、優先オプションを選べば24時間以内に結果が判明します。
  2. 無料の練習教材がほぼ存在しない——公式模擬試験は1回40ポンドで、Passwordは公式に「これ以上無料サンプルは提供しない」と表明しています。

2点目こそが本当の悩みどころであり、本サイトがPasswordを優先的に補うべきギャップとして扱っている理由です。

2. 2つのバージョン:SkillsとSkills Plus

  • Password Skills:リーディング+ライティング+リスニング。CEFR準拠のスコア報告。
  • Password Skills Plus:スピーキングを含む4技能すべてを測定。より細かい採点。より多くの大学院プログラムに認められている。

ほとんどの大学院プログラムはSkills Plusを要求します。予約前に、必ず出願先の入学窓口に確認してください。

3. 4つのセクション

リーディング(約70分):

  • 文脈語彙を問う文完成問題
  • 語彙選択
  • 読解(学術的な文章)
  • リーディング・イントゥ・ライティング(Plus版のみ)

ライティング(約60分):

  • タスク1:メール/手紙、120〜150語
  • タスク2:エッセイまたは説明文、200〜250語

リスニング(約45分):

  • 学術的な講義、短い会話、統合的な設問

スピーキング(約12分、Plus版のみ):

  • パート1:自己紹介
  • パート2:写真をもとにしたディスカッション
  • パート3:抽象的なテーマのディスカッション

4. 採点とCEFRの対応

Passwordは、CEFRレベル(A1〜C2)に加えて、より細かい区別のための小数点付きスコアを報告します。CEFRとIELTSの近似対応表は以下の通りです。

Password CEFR IELTS
4.0–4.9B14.0–5.0
5.0–6.4B25.5–6.5
6.5–7.9C17.0–8.0
8.0+C28.5–9.0

インタラクティブに確認したい場合は、当サイトのスコア換算ツールをご利用ください。

5. 8週間対策プラン(1日45分)

第1〜2週 — 語彙の基礎固め

第3〜4週 — リーディングとリスニングの拡張

  • CEFRレベルのニュース記事を毎日1本読む(BBC、VOA Learning Englishなど)
  • 文ディクテーションを毎日10問
  • クローズ(穴埋め)練習を開始

第5〜6週 — ライティング

  • 週4本作成:手紙/メール2本、エッセイ2本
  • 文字数カウント&自己採点ツールで、分量・文の長さ・CEFR基準をチェック
  • ルーブリックを使って各作品を1回ずつ書き直す

第7週 — スピーキング(Plus受験者)

  • 毎日2分間の自己紹介(録音→聞き直し→書き直し→再録音)
  • 毎日10問のシャドーイング
  • 毎日1つの写真描写

第8週 — 本番形式の模試+総復習

  • 本試験と同じ条件で公式模擬試験を1回丸ごと実施
  • 間違えた問題は自動的にSRS復習キューに追加される
  • 前日は軽めの復習、その前々日はしっかり休養

6. よくある落とし穴

  • サンプル問題がないと練習できないと思い込む。出題されるのは一般的な学術英語力です。CEFRレベルの教材で訓練すれば十分対応できます。
  • 「本物の過去問」を探し回る。Passwordは無料で過去問を一切公開していません。ネット上で「本物」と称するものは信頼性が低く、使用にはリスクが伴います。
  • 最後の2週間に詰め込む。ライティングの分量要求は高く、開始を先延ばしにすると成績不振は予測可能な結果です。

7. 予約前に確認すべきこと

確認事項:SkillsかSkills Plusか?自宅受験かテストセンター受験か?優先出分か標準出分か?この3つの選択が、費用と結果が出るまでの期間の両方を決めます。