1. Password英語テストとは?
Password英語テストは英国のPassword社が運営し、数百の英国の大学、パスウェイ/ファウンデーションプログラム、語学学校で利用されています。市場での位置づけを決めているのは、次の2つの事実です。
- コンピューター受験で、自宅からの受験も可能、結果が早い——標準で3〜5営業日、優先オプションを選べば24時間以内に結果が判明します。
- 無料の練習教材がほぼ存在しない——公式模擬試験は1回40ポンドで、Passwordは公式に「これ以上無料サンプルは提供しない」と表明しています。
2点目こそが本当の悩みどころであり、本サイトがPasswordを優先的に補うべきギャップとして扱っている理由です。
2. 2つのバージョン:SkillsとSkills Plus
- Password Skills:リーディング+ライティング+リスニング。CEFR準拠のスコア報告。
- Password Skills Plus:スピーキングを含む4技能すべてを測定。より細かい採点。より多くの大学院プログラムに認められている。
ほとんどの大学院プログラムはSkills Plusを要求します。予約前に、必ず出願先の入学窓口に確認してください。
3. 4つのセクション
リーディング(約70分):
- 文脈語彙を問う文完成問題
- 語彙選択
- 読解(学術的な文章)
- リーディング・イントゥ・ライティング(Plus版のみ)
ライティング(約60分):
- タスク1:メール/手紙、120〜150語
- タスク2:エッセイまたは説明文、200〜250語
リスニング(約45分):
- 学術的な講義、短い会話、統合的な設問
スピーキング(約12分、Plus版のみ):
- パート1:自己紹介
- パート2:写真をもとにしたディスカッション
- パート3:抽象的なテーマのディスカッション
4. 採点とCEFRの対応
Passwordは、CEFRレベル(A1〜C2)に加えて、より細かい区別のための小数点付きスコアを報告します。CEFRとIELTSの近似対応表は以下の通りです。
| Password | CEFR | IELTS |
|---|---|---|
| 4.0–4.9 | B1 | 4.0–5.0 |
| 5.0–6.4 | B2 | 5.5–6.5 |
| 6.5–7.9 | C1 | 7.0–8.0 |
| 8.0+ | C2 | 8.5–9.0 |
インタラクティブに確認したい場合は、当サイトのスコア換算ツールをご利用ください。
5. 8週間対策プラン(1日45分)
第1〜2週 — 語彙の基礎固め
- レベル別語彙リストから、自分のレベルに合わせて1日20語
- 単語ディクテーションを毎日10分
- 文ディクテーションを毎日6問
第3〜4週 — リーディングとリスニングの拡張
- CEFRレベルのニュース記事を毎日1本読む(BBC、VOA Learning Englishなど)
- 文ディクテーションを毎日10問
- クローズ(穴埋め)練習を開始
第5〜6週 — ライティング
- 週4本作成:手紙/メール2本、エッセイ2本
- 文字数カウント&自己採点ツールで、分量・文の長さ・CEFR基準をチェック
- ルーブリックを使って各作品を1回ずつ書き直す
第7週 — スピーキング(Plus受験者)
- 毎日2分間の自己紹介(録音→聞き直し→書き直し→再録音)
- 毎日10問のシャドーイング
- 毎日1つの写真描写
第8週 — 本番形式の模試+総復習
- 本試験と同じ条件で公式模擬試験を1回丸ごと実施
- 間違えた問題は自動的にSRS復習キューに追加される
- 前日は軽めの復習、その前々日はしっかり休養
6. よくある落とし穴
- サンプル問題がないと練習できないと思い込む。出題されるのは一般的な学術英語力です。CEFRレベルの教材で訓練すれば十分対応できます。
- 「本物の過去問」を探し回る。Passwordは無料で過去問を一切公開していません。ネット上で「本物」と称するものは信頼性が低く、使用にはリスクが伴います。
- 最後の2週間に詰め込む。ライティングの分量要求は高く、開始を先延ばしにすると成績不振は予測可能な結果です。
7. 予約前に確認すべきこと
確認事項:SkillsかSkills Plusか?自宅受験かテストセンター受験か?優先出分か標準出分か?この3つの選択が、費用と結果が出るまでの期間の両方を決めます。