英語試験の認定状況を調べる

IELTS、PTE、TOEFL、DET、ケンブリッジ英検、LanguageCert、Password、TOEICという8つの試験のうち、あなたの目的に合うのはどれでしょうか。認定状況は、出願先の国、用途(留学・移民・就労・ビザ)、そして個々の機関によって大きく異なります。以下では、代表的な目的別に各試験の受け入れ状況を整理しています。

目的別に見る認定状況

イギリスの大学出願

イギリスの大学出願では、IELTS Academicが最も広く受け入れられており、事実上の標準となっています。PTE Academicやケンブリッジ英検(CAE / CPEなど)、TOEFL iBT、DETも受け入れる大学が増えていますが、学校やコースによって対応が異なるため、必ず出願先の英語要件ページを確認してください。なお、通常のIELTSは英国ビザのSELT要件には使えません——SELT目的にはIELTS for UKVIや、LanguageCert・Passwordなど専用の試験が必要です。

イギリスのビザ(SELT)

配偶者・パートナービザ、家族ビザ、一部の就労ビザ、永住権申請などではSELT(Secure English Language Test)認定が必要です。SELTとして認められているのは、IELTS for UKVI、LanguageCert、Password、Trinity SELT、Pearson PTE for UKVIなど、UKVIが指定する試験に限られます。通常のIELTS、TOEFL、DET、ケンブリッジ英検、標準のPTE AcademicはSELT用途には使えません。ここが最も混同されやすいポイントです——自分のビザ区分がSELTを必要とするかどうかを必ず確認してください。

オーストラリアの留学・移民

技術移民など多くのビザ区分でIELTSとPTE Academicの両方が受け入れられており、スコアが加点区分に直接対応します。TOEFL iBTやケンブリッジ英検も一部の職業評価機関で受け入れられる場合がありますが、対応する評価制度を個別に確認する必要があります。学生ビザについても、IELTS・PTE Academic・TOEFL iBT・ケンブリッジ英検・DET(一部の学校)が候補になりますが、最終的には出願先の学校の要件が優先されます。

カナダの留学・移民

カナダの技術移民(Express Entry)では、IELTS General TrainingとCELPIP(カナダ独自の試験)が主に使われ、フランス語ルートではTEFが使われます。大学出願では、IELTS・TOEFL・PTE Academic・DETの多くが大学ごとに受け入れられています。

アメリカの大学出願

アメリカの大学出願ではTOEFL iBTが長らく標準的な位置づけにあります。DETは受け入れ校が急速に増えており、IELTS Academicも広く受け入れられていますが、TOEFLに比べると認知度がやや低い場合があります。PTE Academicやケンブリッジ英検を受け入れる大学も一部ありますが、学校ごとの確認が必要です。

職場での英語認定

日本・韓国をはじめとする東アジアの企業では、TOEICが職場英語の主要な指標として広く使われています。ヨーロッパの企業や機関では、ケンブリッジ英検(C1 Advanced・C2 Proficiencyなど)の認知度が高い傾向にあります。IELTSやTOEFLも多国籍企業の採用で参考にされることがありますが、TOEICのような職場特化の認定制度とは性格が異なります。

確認の際のご注意

認定状況は年によって変わる可能性があるため、このページの内容はあくまで目安としてご利用ください。出願・受験の前には、必ず次のような一次情報で確認してください:出願先大学・機関の英語要件ページ、英国政府公式サイト gov.uk(英国ビザ要件)、オーストラリア移民局 immi.homeaffairs.gov.au(移民要件)。

PrepLearnioのスコア換算ツールを使うと、8つの試験の間でCEFRレベルとスコアを換算でき、目標スコアが他の試験でどのレベルに相当するかを把握するのに役立ちます。